平成30年4月6日(金)~15日(日)は「春の全国交通安全運動」です。
春になって暖かくなり、自転車に乗る機会が増えますね。また新年度の始まりでもあります。そして、この時期に多くなるのが“自転車の事故”と“小学校低学年の子どもたちの事故”だそうです。
小学生は日中、高齢者は夕刻に注意!
特に小学校低学年は登下校時の事故数が群を抜いて多くなります。また訪問・遊戯時の事故も多く、それまで親と手をつないでいた幼児が親の手を離れ、目の届かない場所へ活動範囲が広がることが、事故増加の要因であると考えられます。
(出典元:交通事故総合分析センター イタルダインフォメーション No.116)
高齢者は次第に身体能力が衰え、周辺の交通状況を読み取る認知機能や、速度・距離を見積もる判断能力が低下します。特に道路を横断中の事故が多いのも、高齢者の事故の特徴です。また、夕刻(17:00-19:00)は視界が悪くなることもあって、この時間帯の高齢者事故は大変多くなっています。
(出典元:交通事故総合分析センター イタルダインフォメーション No.118)
シートベルトの着用で安全性は3倍に!
残念ながら、シートベルトやチャイルドシートを着用せず車内で立ち上がっている小さいお子さん、助手席で抱っこしている光景を見かけることがあります。特に後席での子どものシートベルト着用率は3割以下との報告も。面倒だから、子どもが嫌がるから・・・など理由はあると思いますが、ぜひ想像力をもって正しい着用をしてください。万が一は、いつでも起こりうるのです。
歓迎会シーズン、飲酒運転ゼロへ
飲酒運転による重大事故が社会問題となり、飲酒運転厳罰化等により飲酒運転事故は年々減少しています。しかし近年では下げ止まり傾向に・・・。
「飲んだら乗らない 乗るなら飲まない」
「飲酒運転を絶対にしない、させない」
飲酒運転ゼロは、一人一人が強い意志を持つことで達成できます。
尚、「平成28年 全国市町村別 交通事故死者数」の統計によると、鉾田市以外の鹿行地域各市は、全国平均よりも多い結果となっています。
H28年 全国市町村別交通事故死者数(1万人あたり)
■全国平均 0.29人
■神栖市 0.84人 ■鹿嶋市 1.17人
■潮来市 0.34人 ■行方市 0.54人
■鉾田市 0.20人
(出典元:交通事故総合分析センター イタルダインフォメーション No.123)
「守ろう!交通ルール 広げよう思いやりの輪」
真新しいランドセルに黄色いカバーをかけた新一年生が、今朝も登校班で元気に歩いていました。
そうぞ、保護者と学校、そして地域の皆さんで、子どもたちの安全を見守っていきましょう。また、車や自転車の運転は、余裕と予測、何より思いやりをもってお願いします。