意外と知らない地方公務員の年収。市町村によって、かなりの差があることをご存知ですか?
総務省が発表した平成28年度版「地方公務員給与実態調査結果」によると、調査対象の自治体は1788で、全自治体の平均年収は584万円。トップは熊本市(熊本県)の790.09万円で、ワーストは青ヶ島村(東京都)の385.33万円と、同じ地方公務員でも何と倍近くの差があるのです。
この年は熊本地震があった年で被災地の公務員の残業が多かった為、熊本県の市区町村が上位にランクインしましたが、基本的には都市部の市区町村や職員の平均年齢が高い市区町村が上位にランクインする傾向があります。
では、茨城県の44市町村の地方公務員の年収は、いくらなのでしょうか?総務省の平成28年度版「地方公務員給与実態調査結果」をもとにランキングを作成しました。
■茨城県の市町村別「地方公務員の年収ランキング」(平成28年度)
茨城県では「つくば市」の684.51万円がトップで、「鉾田市」と「桜川市」の530.78万円がワーストという結果に。同じ茨城県内でも何と地方公務員の年収に約150万円の差がありました。ちなみに、鹿行地区の市町村を見ると、「行方市」が11位、「神栖市」が14位、「潮来市」が21位、「鹿嶋市」が35位、「鉾田市」が43位でした。
年収の内訳を細かく見てみると、月額の給料はほとんど差がないものの、「地域手当」や「期末手当(年額)」に差が見受けられました。詳細は以下のサイトに掲載されておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
【参照】
総務省:平成28年度版「地方公務員給与実態調査結果」
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/pdf/h28_kyuyo_1_05.pdf
※上記は、記事執筆時点での情報です。