1月7日は「人日の節句(七草の節句)」にて、春の七草がゆをいただきました。
春の七草とは芹・薺・御形・繁縷・菘・蘿蔔・仏の座のこと。それぞれ漢字で書いてみました。皆さん全部読めますか?かなり難解で私はいつまでたっても覚えられません。
七草がゆは邪気を払い万病を除くとされています。
また、七草にはビタミンはもちろん、鉄分、血圧の上昇を抑えるカリウム、消化酵素のジアスターゼなど、多くの栄養成分が含まれています。
「易」的な意味だけでなく、お正月の暴飲暴食で疲れた胃を休めるにもぴったりですね。
さて、先ほどの七草の漢字の読みです。
芹(セリ)・薺(ナズナ)・御形(ゴギョウ)・繁縷(ハコベラ)・菘(スズナ)・蘿蔔(スズシロ)・仏の座(ホトケノザ)
ちなみに、ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはかぶ、スズシロは大根のこと。ホトケノザは、道端や図鑑などに見る紫色の花をつける野草とは違い、コオニタビラコのことを言います。
「今年も家族が健康に過ごせますように」
そんな思いを”いただく” 素敵な風習ですね。