＜開催済＞【鹿嶋市】春一番、鹿島立ち『祭頭祭』＠鹿島神宮

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＜開催済＞【鹿嶋市】春一番、鹿島立ち『祭頭祭』＠鹿島神宮

◆こちらのイベントは終了いたしました

2019年3月9日（土）鹿島神宮にて『祭頭祭』が行われます。
鹿島神宮では年間80を超える行事が行われますが、『祭頭祭』は最も規模が大きく、勇壮な祭典です。

色鮮やかな装束に身を包み、「イヤートホヨトホヤァー」の歌に合わせて町中を練り歩く総勢200人の囃人。
囃人の手には約180cmの樫の棒。円を組んで樫の棒を打ち鳴らす様子は、なんとも勇壮で迫力満点です！

■□健康と豊作を祈る□■

祭頭祭の歴史は古く、奈良時代や平安時代から行われていたとも言われていますが、文献として残っているのは建仁四年（1204年）に行われた際の記録だそうです。

以前は、奈良時代に九州に向かって旅立った防人たちの武運長久を祈って行われた「鹿島立ち」を表す祭りとも言われていましたが、現在では「五穀豊穣と天下泰平」を祈る祭りとして、大切にされている行事です。

■□祭頭祭の見どころ□■

今年の当番字は鹿嶋市の木滝郷で、26年ぶりの祭頭祭当番となります。

10時に社殿にて神事が執り行われ、13時に囃人たちが本陣を出立します。
先陣に立つのは、大総督の額賀康佑くん（5歳）です。神事に参列の際は狩衣姿ですが、出陣の際には凛々しい甲冑姿。
それに続いて、色鮮やかな祭衣をまとった12組、およそ200名の囃人が街中を練り歩きます。

特に見逃せないのが、鹿島神宮の拝殿前で行われる一斉囃し。威勢のよい祭頭囃と樫棒の組み合う音が神宮の森にこだまします。

18時からは春季祭が行われます。日が暮れる頃、各郷の代表者らが提灯を携えて境内へ。
一年を通じて注連をかけ育てられた真竹（大豊竹）と万燈を打ち砕いて豊作を祈願するとともに、来年の当番字を卜定する神事です。

◇当日のルート案内図と見どころはコチラ（PDF）からご確認ください。

国選択無形民族文化財にも指定された由緒あるお祭りへ、ぜひ足をお運びください。

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