この仕事をしていると、けっこうな頻度で美味しいものに出会えるのですが、その中でも最近取材で出会ったのが東庄町の”豚肉”。
「美味しいお肉」とは?
皆さんは「美味しいお肉」を意識したことはありますか?
私はライターであると同時に、日々家計を任される主婦。これまでずっと、銘柄より値段重視でお肉を選んできました。
そんな家族の食卓で「このお肉、とても美味しいね」という言葉が出るはずもなく・・・。これは主婦として、いや、母として見過ごすわけにはいかない。たとえ取材とはいえ、お母さんだけ美味しいお肉食べてきたなんて、言えやしない!
『東の匠SPF豚』との出会い
利根川の対岸、東庄町。この町は言わずと知れた養豚の町。自然ゆたかなこの町で、多くの養豚農家のもとスクスクと豚が育てられています。そこで出会ったのが、『東の匠SPF豚』です。この日は養豚業を営む愛東ファームの社長さんの取材でした。その時の様子はこちら ↓ ↓ ↓
【Locoty×ちばらき人インタビュー】
「愛情たっぷりのブランド豚で、東庄町を元気に!~愛東ファーム 高安恵子さん~」
お肉が苦手な私でも食べられるのか?
実は私、肉のジュワーっと広がる脂のグニグニした食感が苦手。とはいえ、この日は取材ということもあって、『東の匠SPF豚』を使った豚肉料理をいただくことになりました。数年ぶりに対峙する豚肉の脂(※正しくは豚肉の炙り焼き)を前に覚悟を決め、赤身を挟みこむ脂(※正しくは豚肉の炙り焼き)を一口ほおばる・・・
「ん!?」
ほんのり甘みを感じる脂は主張が穏やかで、キメ細やかな赤身と一緒に楽に噛めちゃう。あっさりとしながら旨味もあって、これなら子どもでもお年寄りでも安心して食べられる。これこそが『東の匠SPF豚』生産者の愛情とこだわりが育んだ「豚肉の美味しさ」なのね。このお肉、何としても家族に食べさせてあげたい!!
先述した通り、銘柄を意識して豚肉を購入したことがない私なので、『東の匠SPF豚』をどこで購入できるかも知りませんでした。
「このお肉はどこで購入できるのでしょうか?」と聞いてみると、東庄町笹川の「田谷ミートセンター」直売所でも購入できるとのこと。
いざ、田谷ミートセンターへ
笹川の狭い路地を入り、黒部川と田園風景を背に「田谷ミートセンター」はあります。昭和37年、田谷精肉店として創業し、東庄の豚の「安全・安心・おいしい」を食卓へ届けてきました。
2019年4月に開業した直売所は、工場直結で明るく清潔。こちらで『東の匠SPF豚』をはじめ『林SPF』『さわやかポーク』といった、品質にこだわった豚肉が販売されています。ソーセージやハムなどの加工品や、豚足も売っていましたよ。
さらに、揚げたてのメンチ・トンカツ・コロッケなども販売。お肉屋さんの揚物って、どうしてこんなにも魅力的なんでしょう。コロッケを一つ購入、ほくほくと甘いコロッケです。写真に撮る前にペロリです。
そして、目的の『東の匠SPF豚』ロース肉。
美味しいお肉の魅力は、私の拙いスマホ撮影では十分に伝わらないのではなかろうか?ということで、急遽Locotyカメラマン花ヶ崎くんに撮影をお願い。さすがプロのカメラマン、美味しいが白いトレーの上に溢れ出てる!
この日の食卓には、グリルで香ばしくジューシーに焼いた『東の匠SPF豚』のロース肉が並び、お醤油ベースのちょっぴり甘いタレにワサビを添えて、家族からは「このお肉、とても美味しいね」の言葉をいただきました。
食の魅力は、まちの魅力
取材を通して知った、東庄町の豚肉。その豚を丹精こめて育てる人たち。そして、私たちの食卓へ・・・
このまちの魅力を一つ知ったことで、東庄町をとても身近に感じることができました。
(取材/kawano akiko)