こんにちは、はじめまして。
整理収納アドバイザーで、双子ママの『にしじゅん』こと、西脇順子と申します。
神栖市を拠点に、片付けの個人向け出張レッスンや、片付け講座の講師をやっております。
このたび、Locoty でお片付けコラムを連載させて頂くことになりました。家事の時短、楽ちん化に役立つ小技を発信していきますので、よろしくお願いします。
さて、今回は「郵便物のお片づけ」です。
あなたのお宅には、この先買う予定のない商品のカタログは届いていませんか?
開封されることもなく、ホコリを被っている洋服や健康食品や住宅メーカーのカタログやダイレクトメール(以下、DMと書きます)。そんな不要なDMが来なくなる方法があります。
こちらの「受取拒絶」と書かれた紙をDMにテープで貼り付けて、ポストに入れるだけ。ただそれだけで、その販売元から郵便物は届かなくなります。(ごく稀に送られてくることもありますが、繰り返せば届かなくなります)
詳しくはこちら、日本郵便のサイトにも載っています。
迷惑な郵便物等が届けられた場合、受け取りを拒絶することができます。
郵便物等に下記事項を記載したメモ、付せんを貼り付け、配達担当者にお渡しいただくか、郵便窓口にお持ちいただくか、郵便ポストに投函していただければ差出人さまへ返還します。
・「受取拒絶」の文字
・受け取りを拒絶した方の印を押印又は署名を記載
ここに書いてある、「迷惑な郵便物」という表現が曲者なんです。
別に怪文書でもなんでもないんですよね。真っ当にお仕事されているメーカーさんが、わざわざ送ってくれているDMなんですよね。架空請求でもイタズラでもありません。迷惑というほど悪意のある内容でもないし。
それに対して「受取拒絶」なんて、相手に失礼ではないのでしょうか?
私も、最初はそう思いました。だから、受取拒絶の紙の下に小さくこう書きました。
「これまでありがとうございました。以後は必要ありません。」
これで、だいぶ罪悪感が薄れますね。
え!「受取拒絶」の文字以外のことを書いてもいいの?・・・はい、大丈夫です。正確には、大丈夫だったみたいです。
その証拠に、この受取拒絶の紙を貼った郵便物が、我が家へ再配達されたことはありません。つまり、無事に相手方へ返っていったということ。
この方法をしばらく続けた結果、無事に我が家に届く不要な DM は全滅しました♪ 家事の効率化のために、受取拒絶の紙はあらかじめ10枚くらい大量生産しておくといいです。不要なDMが届くたびに、紙とペンとハンコを用意しなければいけないのは面倒くさいですからね。
印刷して使えるA4テンプレート作っておきました。お役立て下さい⇒【A4テンプレート(PDF)】
DMを送るのだって、メーカーにしてみればコストですから。きれいな紙にフルカラーで印刷して、郵送代までかけて。頑張った挙句に、お客様に「いらないな」と思われて、ただ捨てられるだけなんて・・・かわいそうすぎると思いませんか?
あらかじめ、こちらから「いらないですよ」と教えてあげれば、いろいろなものが救われるんです。そう、相手のためでもあるんですよ。
だから遠慮なく「受取拒絶」をやっちゃってください。
なお、受取拒絶をするときの注意点がいくつかあります。
- 未開封に限ります。開封後は、受け取り済とみなされて返送できません。ハガキはそのままで返送できます。
- 郵便物に限ります。佐川メール便とかクロネコDM便とか、日本郵便じゃない業者さんのものには使えません。
- 手紙に直接「受取拒絶」と書き込む方法を紹介しているサイトもありましたが、この方法だと見落とされて再配達されてしまうこともあるそうです。紙に書いて貼ってくださいね。
あなたも、不要な郵便物を減らして、しなくてもいい家事は、ガンガン減らしていきましょう!
(文:にしじゅん / 編集:Locoty)