にしじゅんのお片付けコラム

「気づけば増えているアレ」を解決する方法【片付け】

こんにちは。整理収納アドバイザーで、双子ママの『にしじゅん』です。

突然ですが、これは神栖市内でご自宅の冷蔵庫片付けの個人向け出張レッスンをご利用いただいたお客様よりご提供頂いた写真です 。

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小さな保冷剤がたくさん入っています。冷蔵庫あるある、ですよね。
今まで気にも留めていなかったのに、 私という部外者が見ている前で冷凍庫の引き出しを開けた瞬間、 お客様はご自身で気づかれたようです、「こんなには要らないかも」と。
聞けば、ケーキなどについてきた保冷剤をここにしまうことが習慣になっていたそうです。その数なんと65個!

私が「どんなときに使いますか?」「何個くらいあれば足りそうですか?」と質問しましたら、「暑いときにタオルで包んで首に当てたり、弁当の保冷に使ったりしています。たぶん、10個くらいあれば足りると思います。」とのことでした。

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保冷剤の他にも、無意識に溜め込んでしまうってモノって、ありますよね。例えば弁当についてきた、割りばし・輪ゴム・お手拭き・レジ袋。

気付けばギュウギュウに詰め込まれて、ふたが閉じない、引き出しが閉まらない。使い捨てお手拭きは乾燥してカッサカサ、底の方にある輪ゴムなんて、硬くなっちゃって焼きそばみたいにブチブチ切れちゃう有様。

あらためて誰か別の人に見られるまで、気付くこともないのです。
考えていたら疲れますから、考えません。さも「取っておくことが当たり前」のように、自然と体が動いているのです。それが習慣化するということなのです。

Colorful rubber band isolated on white background

では、どうすればその負の習慣、つまり「気づけば増えている」現象を解決することができるのでしょうか?

先ほどの写真のお客様は「10個あれば足りる」と自分で決めました。
10という数は仮の数です。なんとなくの直感で決めてもいいですし、後で足りないと思ったら増やせばいいし、減らしたっていいのです。

大切なのは、保管する数を決めること。

私の家では、輪ゴムをフックにひっかけて保管していますが、そのフックには「輪ゴム8」と書いてあります。先ほどの保冷剤の例なら、マスキングテープに「保冷剤は10個まで」と書いて、冷凍庫に貼るという方法はいかがでしょうか?

そして、1つ増やすなら古いものを1つ捨てましょう。
年に1度でもいいから数を数えて、自分の決めた量より増えていないかチェックしてみてください。一度「10個」と決めてしまえば、後々が楽になります。

「急いでいるのに使える輪ゴムが見当たらない」
「レジ袋を1つ出したら、2つも3つも出てきて床に散らばる」
「保冷剤だらけで、目的の冷凍食品が見つからない」
そのような困った事態を防ぐことができるのです。

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身近な例として今回は台所用品を挙げましたが、トイレットペーパーでも、靴下でも、職場の備品でも、防災用品でも、同じことが言えると思います。

「自分・家族・職場にとって、必要な〇〇の量は、△△個」
それが設定できていれば、足りない時にも、多すぎる時にも、それに素早く気づくことができます。

気付けば増えているアレ!
もし、あなたもアレに気づくことができたなら、さっそく「何個あれば足りるのか」を具体的な個数で考えてみてください。きっと、今後に役立つことでしょう。
 

(文:にしじゅん / 編集:Locoty)

にしじゅん(西脇順子)

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神栖に住んで10年目。双子ママで整理収納アドバイザー。
整理収納とお片付けのトビラス代表。1985年生まれ。宮城県出身。
いわゆる主婦起業で、個人宅向け出張片付けレッスン、自治体PTAなどの片付け講座の講師をしています。その他にも、子育てセミナーや双子サークル、養育里親などボランティアも多数。趣味はDIYとスマホゲーム(ツイステ、ポケモンGO)。

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