令和3年2月26日(金)潮来市立大生原小学校の閉校記念式典が行われました。
学校の統廃合により閉校が決まっている大生原小学校。この春、109年の歴史に幕を下ろします。
閉校記念式典に先立って2月21日には「学校地域公開」が行われ、卒業生や近隣住民など多くの方が学校を訪れては、思い出深い校舎を懐かしみました。
ドキドキしながら入った職員室。図書室ではたくさんの本に囲まれて。絵の具でカラフルになった図工室の机。
ほら、階段から今にも子どもたちが駆け下りてきそう。
自然豊かな校庭には、いつも走り回る子どもたちの姿がありました。
この日は日曜日で児童の姿はありませんでしたが、どこからともなくみんなの笑い声が聞こえてきそうな、あたたかい学び舎です。
体育館では、懐かしい卒業アルバムや写真が掲示されていて、皆さん目を細めながら思い出話に花を咲かせていました。
大生原小学校の長い歴史を物語る貴重な写真。そして、今の児童たちが描いた小学校の風景画。
この『時鐘』は、かつて北浦海軍航空隊(予科練)で使われていたもの。今では卒業式の折に「巣立ちの鐘」として卒業生ひとりひとりが鳴らしていくのだそうです。
閉校記念式典には、市長をはじめ来賓の皆様と保護者も参加し、記念に残る式となりました。
前日、閉校式を成功させようという温かい気持ちとともにリハーサルを行ったそうです。児童たちの元気いっぱいの歌声が体育館に響き渡りました。
卒業式、そして修了式…
大生原小学校最後の児童たちが、たくさんの思い出とともに、この学び舎を巣立ちます。
※記事は2021年3月現在の情報です。
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