黄色いカバーの真新しいランドセルと、道端のタンポポ。川面に映るは柔らかい空の青とキラキラの日差し。
季節はすっかり春。こんな日は公園でピクニックがしたくなりますよね。

ピクニックと言えばお弁当。・・・お弁当作るの面倒だなぁ～。
よし、おにぎりを持っていこう。どうせなら、おにぎり屋さんの美味しいおにぎりが食べたい！

食への探求心はフットワークを軽くさせます。まずは神栖から鉾田まで片道およそ35km、ハンドルを握りおにぎり求めてひた走る。車窓から見える北浦は穏やかで、少し霞がかった先には筑波山。あっという間に目的地へ到着です。

鉾田郵便局向かいの『香瞳（こうどう）』さん。
Twitterで見て、いつの日かこちらの「みそやき」と「しょうゆふかし」を食べてみたいと思っていました。

（ぬか漬けは別売り）

にんにく風味の秘伝みそを使った「みそやき」は香ばしく、「しょうゆふかし」はモチ米好きにはたまらない醬油味のおこわ。
にんにく風味と言っても、ニンニク臭くはありませんよ。ちょっと大人の味噌焼きおにぎり？もちろん子どもも美味しくいただけます。
海苔巻きおにぎりは、子どもにも持ちやすく食べやすい丸いフォルム。

香瞳さんは朝6時半から営業していると聞いてびっくり！仕事や学校に行く前にお昼用に買っていく人も多いのかな？
予約も承っているので、数が多い場合は事前に電話しておくと良いですね。「おにぎり弁当」の注文も承っています。

 
おにぎりといえば米どころ潮来。『道の駅いたこ』に寄り道です。

道の駅いたこにも、おにぎり屋さんはあります。でも私の目当てはデザート。

これが食べたかった！福田屋食品さんの「豆乳レアチーズ」。潮来市地域おこし協力隊の“潮来市キーマン紹介”にも載っている、豆腐屋の5代目が試行錯誤して作ったレアチーズがこちら！

豆乳の独特の風味を抑え、誰にでも食べやすい絶妙なレアチーズ！細かく砕いたビスケットがアクセントになってます。

道の駅いたこといえば、コクがあって優しい味わい、地元産牛乳を使った「飲むヨーグルト」ですよね。実家（県外）へのお土産に結構喜ばれるんです。

 
さて、今回のピクニックは神栖市の『平泉多目的広場』です。

神栖市の住宅地の中にありながら広々とした公園。遊具はブランコ・鉄棒・滑り台があり、地域の子どもたちの遊び場としても人気です。サッカーやキャッチボール、鬼ごっこなど、走り回る姿をよく見かけます。

いよいよピクニック！の前に、原っぱにおにぎりを置いて、せっせか撮影する私。「何してるの～？」と覗きこむ小さな女の子。あはは・・・怪しいですよね。

往復70kmかけて用意したおにぎりとデザートは格別。ただ公園でおにぎりを食べる人だけど、気分だけはピクニック！となりました。

さぁ春です！美味しいおにぎりを持ってピクニックに行きましょう。

（文・写真　syachico）
 
 
※記事は2021年4月現在の情報です。

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