火星が15年ぶりに大接近！9月まで好条件で見られます！

ニュースなどで話題になっていた 2018年7月31日の「火星の大接近」ですが、皆さんはご覧になりましたか？今回の接近は前回の大接近があった 2003年から15年ぶり、次回の大接近は 2035年で17年後と、まさに世紀の天体ショーですね。Locotyでは大接近した火星の撮影にチャレンジしました。

■ 神栖市大野原でLocoty取材チームが撮影した火星の写真

撮影した日はシーイング環境が悪く（地球の大気の状態が悪く像がゆらいで見える状態）、あまりクリアな写真にはなりませんでしたが、火星の「大シルチス」（黒い部分）もしっかり写っています。

皆さんがよく見る火星の写真は以下の写真のようなハッキリした映像のものが多いかと思います。でも実はこれらの写真は NASAのハッブル宇宙望遠鏡が「宇宙空間」から撮影したものであり、地球から撮影する場合には、どうしても大気の影響があるのでぼやけた映像になってしまいます。

■ NASAのハッブル望遠鏡から撮影した火星の写真（とてもクリアですね）

004-4-550x291
Image : NASA

■ 国立天文台が公開している火星の写真（地球からの撮影なので大気の影響で像がぼやけています）

2018-08-01 10.51.31
image : 国立天文台

ちなみに今年は、火星、土星、木星がそれぞれ南の空で見やすくなっています。土星の写真も一緒に撮影しました。

■ 神栖市大野原でLocoty取材チームが撮影した土星の写真

火星は2018年7月31日に地球に大接近しましたが、今年の9月ぐらいまでは好条件が続きますので、是非、天気のよい日に夜空を眺めてみてください。真っ赤な星が輝いていることだと思います。双眼鏡などがあるとより観測に向きますよ！

観測の詳しい情報は、以下の国立天文台の特集ページがオススメです。

火星大接近2018｜国立天文台

－－－－－－－－－－－－

神栖・鹿行地域情報サイトLocoty.comでは、地域のステキなお店、オイシイお店、イベント情報などを募集しています！お店やイベントオーナーの方や、いつもよく行く大好きなあのお店を紹介して欲しい！など、どんどんLocoty編集部にお知らせください！