鹿島神宮駅の構内には、12月31日まで千羽鶴が飾られています。
この千羽鶴は、新型コロナウイルスの終息を願い、そして駅を利用する皆さんへの感謝をこめて折られたものです。
最初は駅で働く皆さんが作りはじめた千羽鶴。構内に折り紙コーナーを設けると、多くの利用客が電車を待つ間に折り鶴を作ってくださったそうです。また、お手持ちの折り紙を使った多くの折り鶴もお寄せいただきました。その数合わせておよそ1万1000羽。(※折り鶴の回収は8月31日をもって一旦締め切っております。)
この夏は、暑さが少しでも和らぐようにと、風鈴も姿を見せました。風が通ると「ちりんちりん♪」その音色がかわいらしくて、まるで子どもが「おかえりなさい!」って笑っているようです。
駅員さんたちの思いをこめた折り鶴と、皆さんが作った折り鶴。色鮮やかに連なった鶴が、涼しげな風鈴とともに風に揺れていました。
鹿島神宮駅に乗り入れているJR鹿島線は、この8月に開業50周年を迎えました。(令和2年8月20日)
また、オリンピックの開催に合わせて駅もリニューアル。トイレや階段がきれいになり、駅前広場も“鹿島神宮の玄関口”らしい趣のある雰囲気に変わっています。
新型コロナウイルスの影響は、観光客の減少など駅の利用にも影を落としているそうです。
「だからこそ、利用いただいている皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思いました。」
千羽鶴も風鈴も、このまちの皆さんとのつながりを大切にしたい、という思いからのアイデア。レールが町をつなぐように、駅は人と人を繋ぐ場なのかもしれません。まちの皆さんの声で、駅を利用したいろんなアイデアを形にできたら楽しいですね。
※風鈴は夏期のみとなります。
※記事は2020年8月現在の情報です。
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