神栖駅は鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の貨物駅。
鹿島臨港線は1970年に鹿島臨海工業地帯の貨物輸送のために敷設された鉄道路線で、現在は鹿嶋市の鹿島サッカースタジアム駅と神栖市の奥野谷浜駅を結んでいます。
昭和50年代中頃には旅客営業も行っていましたが、貨物専用路線となったことで、一般の人が駅に立ち入ることはありません。
その神栖駅で車両撮影会が行われるとのことで、さっそく申し込み。定員の先着30名(※茨城県在住に限る)は、あっという間に枠が埋まってしまいました!
青空広がる令和3年4月30日(金)に車両撮影会は行われました。
このように神栖駅に一般の人を集めて行う催しは、大洗鹿島線開業20周年記念イベントの2005年以来だそう。コロナ禍で鉄道利用客が減少する中、撮影会を通して鹿島臨海鉄道を身近に感じていただけたらと企画されました。
気動車 6000形
1985年、大洗鹿島線開業に合わせて導入した「6000形」車両。現在もメイン車両として活躍しています。
気動車 8000形
6000形の後継車両として、2015年に新型車両「8000形」を導入。ドアも3ドアとなり、乗り心地も向上しました。
ディーゼル機関車 KRD形
ディーゼル機関車の「KRD形」は、国鉄DD13形を模して造られました。1号機から5号機のうち、譲渡や廃車等により、現在は1979年に製造した5号機のみ活躍しています。
ディーゼル機関車 KRD64形
KRD形の後継車両として登場したのが「KRD64形」。64-1号機は2004年に、64-2号機は2010年に造られました。車両重量64トンがネーミングの由来。
鹿島臨海鉄道を身近に感じる
エリア内を自由行動(撮影・鑑賞)の後、車両から離れての撮影タイム。最後はKRD5とKRD4の重連走行をお見送り。
このように線路内で撮影できるのは稀なので、シャッターを切る手にも力が入ります。
鉄道車両部品等の販売もあり、レアなアイテムにマニア心も揺さぶられたようです。
普段あまり乗車する機会もなく、じっくり近くで車両を見ることもなかったので、鉄道ファンならずとも興味深い体験だと思います。
大変好評だった「神栖駅車両撮影会」、次回開催も期待したいですね。
鹿島臨海鉄道株式会社
水戸・鹿嶋を結ぶ「大洗鹿島線」と貨物輸送を行う「鹿島臨港線」を運営しています。
※神栖駅への一般の方の入構はできません。
ホームページ
※記事は2021年5月現在の情報です。
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