9月18日は「スカウトの日」ということで、「ボーイスカウト神栖第１団」の皆さんのカントリー大作戦（ゴミ拾い）に密着しました。ところで皆さんはボーイスカウトについてご存知ですか？ここでちょっとボーイスカウトの構成について簡単にご紹介しましょう。
小学１・２年生の「ビーバースカウト」では、自然と親しみながら仲間と仲良く遊びます。
小学３年生から５年生の「カブスカウト」では、自分で考え自分で行い、自立心や想像力を養います。
小学６年生から中学３年生の「ボーイスカウト」野外活動のなかでリーダーシップや社会性を養います。
高校生以上になると「ベンチャースカウト」「ローバースカウト」として活動し、やがて指導者となって活動を支えるのです。
さぁ、台風一過の秋空。日差しが強いですが頑張りましょう！今回の取材は画像多めでいきますよー！
まずは挨拶から。子供たち、みんなしっかりと挨拶をしてくれて嬉しい！指導者の方には敬礼の仕方を教えていただきました。ビーバースカウトとカブスカウトはこのように「二指の敬礼」です。ちなみにボーイスカウト以上は「三指の敬礼」になるのだそうです。
神栖市文化センターを出発。台風の影響でちょっと風が強いけど、袋が飛ばされないようにね。
信号待ちの時間も学びの場。ビーバースカウトの子どもたちは信号が赤から青に変わるまでの時間をカウントしています。何秒で信号変わったかな？
スタートは順調。ゴミが落ちていそうな、雑草の生い茂った道路沿いを歩きます。ペットボトルに空き缶、靴まで落ちていました！子供たちのゴミ袋は、みるみるうちにゴミでいっぱいに・・・
ゴミ拾いも中盤。暑さは厳しいですが、まだまだ子供たちは元気！「まだ書けるマッキーが落ちてたよ」と笑って話しかけてくれました。生垣のマキの木やリュウノヒゲなど、見るもの触れるものから子どもたちとのおしゃべりのネタは尽きません。楽しく学びながら活動は続きます。
途中、藪の中からこんなものが・・・明らかに不法投棄ですね、悲しいです。誰かが違法に捨てたものを、こうやって子供たちが拾う。それはタバコ一本、紙くず一個でも同じです。
後半に入り、少しづつ疲れも見えてきた子どもたち。もう少しだよ、頑張れ！
ようやくゴール！！
たくさんのゴミを拾って子どもたちも笑顔です。皆さん、お疲れさまでした。
取材して感じたこと、それは活動の中に子どもたちの学びがあふれているということです。それは仲間と行動することの意味であったり、日常の一風景から学ぶものであったり。そして、今日ゴミ拾いをした彼らは、きっとゴミをポイ捨てしない大人になることでしょう。
ボーイスカウトのホームページにはこのような記載があります。
『なろう、一人前に』
ただ大人になるのではなく、一人前になるのです。自分のことは自分でする・困難に立ち向かえる・困っている人の助けになる、それがボーイスカウトの「一人前」。そう、子どもにだって一人前になれるのですね。
【ボーイスカウト神栖第１団 詳細情報】
■活動日：月２回（隔週日曜日）
■活動内容：ビーバー隊／アスレチック・ゲーム・地図の読み方・花植え・工作・調理など
カブ隊／基礎訓練・登山・釣り・星空観察・夏キャンプ・スキーキャンプなど
■入団随時募集中（体験入団OKです）
■問合せ：ビーバー隊 隊長 原田（℡070-2170-6604）
カブ隊 隊長 伊藤（℡090-5572-7772）
もしくは「神栖第１団のお問合せフォーム」よりお問合せ下さい。
■ボーイスカウト日本連盟HP https://www.scout.or.jp/entry/index.html
※主催者のご了承を頂いてお写真を掲載していますが、もしお気づきの点がございましたら下記よりお問合せ下さいませ。
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