【神栖市】「第30回記念演奏会」を控えた鹿島吹奏楽団を取材してきました！

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【神栖市】「第30回記念演奏会」を控えた鹿島吹奏楽団を取材してきました！

かつて、小学校として子どもたちの声で賑わっていた校舎から聞こえる、トランペットやクラリネットなどの響く音。
今回は鹿嶋市・神栖市を中心に演奏活動を行うアマチュア吹奏楽団「鹿島吹奏楽団」をご紹介します。

“鹿吹”の愛称で知られる「鹿島吹奏楽団」は、1987年（昭和62年）に旧鹿島郡鹿島町で発足しました。
楽団の名称には旧鹿島郡の「鹿島」を冠しているんですね。

現在所属しているのは、高校生から50歳代までおよそ40人。鹿嶋・神栖はもちろんのこと、潮来や鉾田、銚子、香取など広く団員が集っています。

また、転勤や入社によってこの地域に赴任してきた方も多いとのこと。鹿島臨海工業地帯を擁する、この地域ならではの特徴ですね。
他にも学校の先生や介護士、主婦の方など、個性豊かな面々が、和気藹々（わきあいあい）と楽しく活動しています。

◇練習の様子を見学してきました◇

この日の練習場所は、神栖市の波崎東ふれあいセンター。2012年3月に閉校した旧波崎東小学校が、2014年コミュニティセンターとして生まれ変わった施設です。
各種サークル活動や講座の場所として、また子どもの遊び場やお年寄りの憩いの場として、多くの方に利用されています。

団長の清水さんに案内され2階へ行ってみると、教室の中からは様々な楽器の音。ちょうど楽器ごとのチューニングが終わり、全体練習が始まるところでした。

鹿島吹奏楽団には3人の指揮者がいます。
常任指揮者の箕輪さんは、「いろいろな所から集まった、それぞれの個性ある音楽性が、一つの音楽にまとまっていく楽しさ」がこの楽団の魅力の一つだと語ってくださいました。

30分以上かけて練習に駆けつける団員の方もいらっしゃいます。全員が集まって練習するのも、なかなか難しいことでしょう。
だからこそ、和やかな雰囲気の中にも、いざ練習が始まると集中して音に耳を傾ける。そして、音が重なっていく。

◇鹿吹では団員を随時募集中！◇

鹿島吹奏楽団では、団員を随時募集しています。
入社や転勤で赴任してきた方。育児など、さまざまな事情で久しく吹奏楽から離れてしまっている方。もう一度吹奏楽を始めませんか？
高校生以上なら年齢・性別は問いません。特にクラリネットやパーカッションは大歓迎！さらにオーボエやファゴットといった木管楽器も大歓迎です。

あなたの大切な楽器を手に、ぜひ一緒に鹿吹で演奏を楽しみましょう。

詳しくは鹿島吹奏楽団公式サイト⇒コチラ

◇2月には「第30回記念演奏会」を開催◇

2019年2月24日（日）鹿嶋勤労文化会館において「第30回記念演奏会」が開催されます。
定期演奏会も30回目を迎え、今回は特別な演奏会になります！

演奏される楽曲は、壮大な導入部が印象的な「管弦楽組曲第六の幸福をもたらす宿」（M.アーノルド）や、ルイ・アームストロングの世界的な大ヒット曲「What a wonderful world」など。

さらに、作曲家・石毛里佳さんによる「第30回記念演奏会委嘱作品」を世界初演！
石毛里佳さんは千葉県出身の作曲家で、これまで吹奏楽曲やアンサンブル曲など、多くの楽曲を生み出しています。「NHKおかあさんといっしょ」の”今月の歌”で流れた「かたっぽちゃんとかたっぽちゃん」も石毛さんの作品だそうです。

入場は無料です。ぜひこの機会に、素晴らしい演奏と特別な一曲をお楽しみください。

◇身近に音楽を地域に豊かな文化を◇

楽器が好きで、演奏が好きな皆さんが奏でる音は、聴いている私たちを楽しく幸せにしてくれます。

「鹿島吹奏楽団」をはじめとした多くの”音楽”が、この地域の文化を、私たちの心を、より豊かなものにしていく。そんな未来を思うと何だかワクワクしてきませんか？

（左より、指揮者の清水さん・関さん・箕輪さん、団長の清水さん）

取材を通して、鹿島吹奏楽団の演奏を「いろいろな場所で」「もっと身近に」「多くの人に」楽しんでもらいたいと感じました。
今回ご協力いただいた鹿島吹奏楽団の皆さま、ありがとうございました。

鹿島吹奏楽団公式サイト⇒コチラ

※記事は2019年1月現在の情報です。

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