ある日娘が「ランドセルカバーが欲しい。しかも手作りでカワイイの！」と言ってきた。どうやらお友だちが手作りのランドセルカバーをつけてきたらしい。
これは困った。なぜなら私は根っからのハンドメイド音痴。家庭科の裁縫でクラスの器用男子に丸投げした過去を今さら悔やむ。あぁもう少し家庭科頑張っとけばよかったなぁ・・・いや、それにしてもランドセルカバーはハードルが高い。

そんな私が駆け込んだのが、鹿嶋市にあるハンドメイド雑貨のお店『madam labo』。

小さな小さなお店には、オーナーのmayuさん厳選のハンドメイド作品が所せましと並んでいる。鹿嶋市近郊のみならず、遠くは宮崎県の手作り作家さんたちの優しいセンスがあふれている。“ていねいに作られた手しごとの良さ”を感じることができるお店だ。

■シンプルなお洋服に似合いそうなアクセサリー。刺繍のブローチは色鮮やか。

■しっかりした作りの帆布トートバッグ。小さいサイズのものは普段使いで重宝しそう。

■寒い季節にあたたかく、ネックウォーマーやニット帽など。KIDS用もカワイイ。

■陶器のオーナメントや紫陽花のドライフラワー。さりげなくお部屋に飾りたい。

■「大人服のオーダー会」も不定期に開かれている。とても人気なので興味のある人はblogをマメにチェック！

■これからの季節は、新年度の入園・入学準備として手さげバッグやシューズ袋などにも注目。既製品も販売しているが、もちろんオーダーメイドの相談にものってくれる。

■私もさっそくランドセルカバーを注文。お店には小花柄や星柄などのランドセルカバー。

娘好みの柄イメージを伝えると、いくつか生地の提案をしてくれた。その中の一つ、優しいパステルカラーの色合いに娘は一目ぼれしたようで「北欧風しずく模様」の生地に決定。ちなみに私がネットで見つけた「アメリカンコミック風」の生地には娘の冷ややかな視線・・・親子の好みは180度違うようで。
採寸データも渡して、春にはサイズも好みもピッタリのランドセルカバーが出来上がる。新学期、娘はきっと嬉しそうに心弾んで登校することだろう。そんな姿を思うと、私もなんだかウキウキする。

これがハンドメイド・オーダーメイドの良さなんだ。もう一度言うが、私は根っからのハンドメイド音痴。それでも生地を選んだり出来上がりを想像したりするのは楽しい。その先は、代わりに作家さんが思いを形にしてくれる。なんて嬉しい、なんてありがたい。

鹿嶋市の第一佐田公会堂脇の路地を入り、細い道をすすんだ突き当り。木のドアを開けるとそこは小さなハンドメイドのお店。
日常をちょっと楽しく、身につけて心地よく。ハンドメイド作品の向こうに、誰かの笑顔が見えてくるかもしれません。

（写真提供：マダムラボ）

【madam laboの詳細情報】

営業日：毎週水曜日／月に一回土曜日も営業（※予定が変更になることもございます。前日にblogでご確認ください。）
営業時間：10:00～14:30
住所：鹿嶋市佐田332-1
駐車場：4台
E-mail：madamlabo@gmail.com
blog：http://madam-labo.blogspot.jp/
Facebook：https://www.facebook.com/madamlabo
Instagram：https://www.instagram.com/madamlabo/

※記事は2018年1月現在の情報です。

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